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Outpost + VMwareでブリッジ接続するための設定メモ
投稿日時 : 2009-06-16 16:13
更新日時 : 2009-06-23 07:49
 Windows + Outpost環境でVMwareのゲストOSが物理ネットワークとブリッジ接続で直接接続して通信するにはOutpostの少し特殊な設定が必要だが、日本語ページに確定的でまとまった情報を見つけることができなかったのでメモ。
 

状況

 Windows + Outpostの環境でVMwareでブリッジ接続を使用するとゲストOSが外部と通信できない。Outpostでvmware.exeなどのVMware関連ファイルの通信を許可しても変化なし。OutpostをDisabledにすると通信可能に。NAT接続は問題なし。
 

ソフトウェア環境

  • Windows XP Pro SP3
  • VMware Workstation 6.5.2
  • Outpost Firewall Pro 2009
 

ネットワーク環境

ネットワークアドレス192.168.0.0
サブネットマスク255.255.255.0
ホスト物理インターフェースIP192.168.0.5
ゲスト仮想インターフェースIP192.168.0.6
インターネットゲートウェイ192.168.0.1
 
VMwareの仮想ネットワークアダプタは物理ネットワークアダプタに直接ブリッジ接続。
VMware Network Setting
 
VMwareの仮想ネットワークの状態は以下。今回はブリッジ接続なのでVMnet0だけが関係する。VMnet1とVMnet8はデフォルトの状態からいじってあるが、今回の設定には影響しない。
VMware 仮想ネットワーク エディタ
 
VMwareのネットワークについては以下が非常に詳しい。
 
 

設定が有効なOutpostのバージョン

 今回の設定が有効なOutpostの対象バージョンは以下の通り。
  • Outpost Firewall 2.0
  • Outpost Firewall 2.1
  • Outpost Firewall 2.5
  • Outpost Firewall 2.6
  • Outpost Firewall 2.7
  • Outpost Firewall 3.0
  • Outpost Firewall 3.5
  • Outpost Firewall 3.51
  • Outpost Firewall 4.0
  • Outpost Office 1.0
  • Outpost Security Suite 2007
  • Outpost Security Suite Pro 2008
  • Outpost Security Suite Pro 2009
  • Outpost Firewall Pro 2008
  • Outpost Firewall Pro 2009
 

手順

 解決策をOutpostのサポートページで発見。
 

 
手持ちの環境がOutpost Firewall Pro 2009だけなので、上記サポートページの「For Outpost Firewall Pro 2008/2009 and Outpost Security Suite Pro 2008/2009」の部分だけを示す。
 vmware.exeやその他のVMware関連実行ファイルに個別のアプリケーションルールを新たに追加する必要はない。NAT接続の場合も基本的にOutpostが自動で作るデフォルトのルールだけでOK。
  1. Settings > Network Rules > System-Wide Rules > Low-Level Rulesを開く
  2. 「Add」ボタンを押して「Edit Rule」ウィンドウを開く
  3. 「3. Rule transcript」の「Where the protocol is」が「IP」になっているのを確認。「IP」になっていないならその文字をクリックして表示されるウィンドウで選択。
    Outpost Select Protocol
  4. 「Where IP protocol type is」にチェックを入れると表示されるウィンドウで、以下のように「ICMP」「TCP」「UDP」を選択する
    Outpost IP Protocols
  5. 「Where local address is」にチェックを入れると表示されるウィンドウで、以下のように対象IPアドレスを指定する。
    Outpost Select Address
    ゲストOSのIPは固定IP推奨。もしDHCPなどで動的に割り当てたいのなら、ここはIPアドレス+サブネットマスクで範囲指定する。追記(2009-06-23 07:49):また、DHCPのブロードキャスト(255.255.255.255)と、そのとき使用する確定前送信元IP(0.0.0.0)も通るようにしておく。
    Outpost Set IP Range
  6. 「3. Rule transcript」内の最終行が「Allow」になっていることを確認する。
  7. 「4. Rule name」を適当に編集。最終的に以下のようになっていればOK。
    Outpost Low-Level Rules
     
    追記(2009-06-23 07:49):DHCPで割り当てる場合は次のようかんじになります。
    Outpost Low-Level Rules Range
  8. ゲストOSからpingその他で通信確認する。今回の環境ではゲストOS自身(192.168.0.6)、ホストOS(192.168.0.5)、インターネットゲートウェイ(192.168.0.1)、Google(www.google.com)でpingが通るのを確認。
 
 
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2009-06-16 16:13 | Windows | Comment(0) | Trackback(0)
Ubuntuでsmbfsを使用しているとシャットダウン時にフリーズ
投稿日時 : 2009-06-08 01:44
 Ubuntu9.04(それ以前のバージョンでも)でsmbfsを使用してWindows共有フォルダをマウントしていると、Ubuntuのシャットダウン(再起動)時に、
CIFS VFS: server not responding
CIFS VFS: no response for cmd ## mid ###
 
のようなメッセージ(#は起動毎に異なる数字が入る)が表示され、長い時間そのままフリーズしたようになる現象が起きます。しばらく待てばちゃんと終了されるんですが、気持ち悪いのでこの問題をなんとかします。
 ちなみにシャットダウン時にこういったメッセージを見るには、「/boot/grub/menu.lst」のkernelオプションの「quiet」と「splash」を削除して再起動しておく必要があります。
 

一時的な回避方法

 エラーメッセージに「CIFS」があることからも、smbfsを利用したWindows共有フォルダのマウントに関係する問題だということが分かります。Ubuntuの終了プロセス中にWindows共有フォルダをアンマウントするわけですが、その際になぜかWindows側の応答待ちになって、タイムアウトするまでUbuntuがプチフリーズしている、といった挙動のように見受けられます。それならUbuntuの終了、再起動前に
sudo umount -a
とコマンドを打って、あらかじめアンマウントしておけばいいのでは?と思いやってみると一応これで回避できることを確認しました。
 

根本的な解決方法

 一時的な回避策でうまくいくことからも、つまりはしかるべきタイミングでアンマウントされていればよさそうだということがわかります。そのあたりを調べているとubuntu.comの公式ドキュメントに情報を発見。
 
MountWindowsSharesPermanently - Community Ubuntu Documentation
sudo update-rc.d -f umountnfs.sh remove
sudo update-rc.d umountnfs.sh stop 15 0 6 .
最後の「.」(ピリオド)を忘れないように。これでスムーズにシャットダウンできるようになります。
 

update-rc.d コマンドは何をしているのか

 上記の update-rc.d コマンドが何をしているか簡単に言うと、Ubuntuの終了プロセス、再起動プロセス中に「umountnfs.sh」という名前のスクリプトファイルがいつ、何を引数に実行されるのかを設定しています。この「umountnfs.sh」がどこにあるか/etc以下を検索して、その詳細情報を表示してみます(update-rc.dコマンド実行前)。
itmst@Ubuntu904:~$ sudo find /etc -name *umountnfs.sh -exec ls -l {} \;
[sudo] password for itmst: 
lrwxrwxrwx 1 root root 22 2009-03-31 18:01 /etc/rc0.d/S31umountnfs.sh -> ../init.d/umountnfs.sh
-rwxr-xr-x 1 root root 2140 2009-03-31 18:01 /etc/init.d/umountnfs.sh
lrwxrwxrwx 1 root root 22 2009-03-31 18:01 /etc/rc6.d/S31umountnfs.sh -> ../init.d/umountnfs.sh
「/etc/init.d/umountnfs.sh」がファイルの実体で、他の2つはその実体へのシンボリックリンクになっています。これらはLinuxのランレベル変更時に自動実行されるスクリプトの関連ファイルです。このあたりの話は以下の記事にまとめてあります。現在のUbuntuのディレクトリ構造とは多少異なりますが、動作原理はほぼ同じです。
 
Electronic Genome - ランレベルとサービス起動プロセスのまとめ
 
ファイル詳細情報から
  • ランレベル 0 のときに /etc/rc0.d 中にある優先度 30 以下のスクリプトが実行された後に /etc/init.d/umountnfs.sh が「start」を引数に実行される
  • ランレベル 6 のときに /etc/rc6.d 中にある優先度 30 以下のスクリプトが実行された後に /etc/init.d/umountnfs.sh が「start」を引数に実行される
ということが読み取れます。ディレクトリ名の数字からランレベル、ファイル名の 1 文字目から実行時の引数が start なのか stop なのか、2 文字目 3 文字目から実行優先度が分かります。
 
以下は関連ファイルの状態を確認しながら update-rc.d コマンドを実行したログです。
itmst@Ubuntu904:~$ sudo find /etc/ -name *umountnfs.sh ←実行前に確認
/etc/rc0.d/S31umountnfs.sh ←シンボリックリンク
/etc/init.d/umountnfs.sh ←実体ファイル
/etc/rc6.d/S31umountnfs.sh ←シンボリックリンク
itmst@Ubuntu904:~$ sudo update-rc.d -f umountnfs.sh remove
Removing any system startup links for /etc/init.d/umountnfs.sh ...
/etc/rc0.d/S31umountnfs.sh ←シンボリックリンク削除
/etc/rc6.d/S31umountnfs.sh ←シンボリックリンク削除
itmst@Ubuntu904:~$ sudo find /etc/ -name *umountnfs.sh ←削除確認
/etc/init.d/umountnfs.sh ←実体ファイルしか表示されない
itmst@Ubuntu904:~$ sudo update-rc.d umountnfs.sh stop 15 0 6 .
↑ランレベル0と6用のディレクトリに優先度15のstop用シンボリックリンク作成
Adding system startup for /etc/init.d/umountnfs.sh ...
/etc/rc0.d/K15umountnfs.sh -> ../init.d/umountnfs.sh ←シンボリックリンク作成
/etc/rc6.d/K15umountnfs.sh -> ../init.d/umountnfs.sh ←シンボリックリンク作成
itmst@Ubuntu904:~$ sudo find /etc/ -name *umountnfs.sh
/etc/rc0.d/K15umountnfs.sh
/etc/init.d/umountnfs.sh
/etc/rc6.d/K15umountnfs.sh
 
何が起こったかまとめると、
 /etc/rc0.d/S31umountnfs.sh
 /etc/rc6.d/S31umountnfs.sh
が削除されて
 /etc/rc0.d/K15umountnfs.sh
 /etc/rc6.d/K15umountnfs.sh
が生成されました。つまりランレベル 0 と 6 の時に /init.d/umountnfs.sh を優先度 31 で start を引数に実行させるためのシンボリックリンクが2つ削除されて、ランレベル 0 と 6 の時に /init.d/umountnfs.sh を優先度 15 で stop を引数に実行させるシンボリックリンクが2つ作成されたわけです。
 
実は大したことをしていないので手作業でもなんとかなりそうですね。
 

S31umountnfs.shはいらない子だったの?

 ところで、じゃあ削除された start 用のファイルはなんだったの?いらない子だったの?という疑問が浮かんだので /etc/init.d/umountnfs.sh のソースを見てみました。
 
/etc/init.d/umountnfs.sh (91~108行目あたり)
case "$1" in
  start)
        # No-op
        ;;
  restart|reload|force-reload)
        echo "Error: argument '$1' not supported" >&2
        exit 3
        ;;
  stop|"")
        do_stop
        ;;
  *)
        echo "Usage: umountnfs.sh [start|stop]" >&2
        exit 3
        ;;
esac
startを引数に実行しても何もしていないことが判明。やっぱりいらない子でしたw。引数が start と stop 以外の restart、reload、force-reloadやその他の場合はエラーを返しています。引数が stop (と引数なし)の場合は do_stop 関数を呼び出しています。結局、stop が引数のときしか処理が行われていないことが判明しました。
 

Linux普及に向けて

 それにしてもsmbfsでWindows共有フォルダマウントするなんてUbuntu使いの多くの人がやることのような気がするので、デフォルトでシャットダウン時に umountnfs.sh を実行するようにしていてくれてもよさそうな気もするんですがどんなもんでしょう・・・
 まあ最近のWindowsのように「勝手なことすんじゃねー」と叫びたくなるほどお節介なのも問題ですが、ちょっとLinuxさわってみうようかなというライトユーザはこういうところで「やっぱりLinuxは難しい」と感じてしまうのではないかと思います。普及のためにも一考の余地ありかと思われます。
 
 
2009-06-08 01:44 | Linux | Comment(0) | Trackback(0)
「このコマンドを処理するのに必要な記憶域をサーバーで確保できません」
投稿日時 : 2009-06-06 05:21
更新日時 : 2011-05-18 17:22
 Windows上の共有フォルダをネットワークのドライブに割り当てようとすると環境によっては以下のようなエラーメッセージが表示され、割り当てできないことがあります。
このコマンドを処理するのに必要な記憶領域をサーバーで確保できません
 
このエラーメッセージでググるとけっこうたくさんヒットするので、よくある問題のようです。
 

一般的な解決法

 この問題の一般的な解決法は以下のレジストリキー
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\LanmanServer\Parameters
にある、以下の名前のエントリ
IRPStackSize
の値を10進数で「15」、16進数で言うなら「f」に設定し、Windowsを再起動するというものです。
 
IRPStackSize 15
 

IRPStackSizeが存在しない場合

 IRPStackSizeが存在しない場合は、右クリック→「新規作成」で「DWORD値」
new dword IRPStackSize
名前を「IRPStackSize」に変更(注:大文字小文字の区別あり)→値を「10進数で15」に設定という手順で新たに追加してください。値の設定後Windowsを再起動すると反映されます。
 

IRPStackSizeを15にしてもエラーが出る場合

 しかしウチもそうだったんですが、環境によってはIRPStackSizeを15にしても問題が解決しない場合があるようです。こういうときは15以上に値を増やせばいいとのこと。
tkoshima.net
15でだめなら3づつ増やせばいいらしいが、面倒なら50まで大丈夫そうです。
とのことなんですが、ウチの環境では「10進数で16」にしたら解決してしまいました。
IRPStackSize
 

Microsoftの公式サポート情報のまとめ

 3つずつ増やすという情報のソースも気になったのでさらに検索するとMSの公式サポートに情報発見。
 
ウイルス対策ソフトウェアが原因でイベント ID 2011 が発生することがある
LANMAN サーバーでの IRP スタック サイズの変更
 
まあいろいろ書いてありますがまとめると以下のようになるかと思います(WindowsNTに関する情報は無視します)。
  • Nortonなどのウィルス対策ソフトがIRPStackSizeを書き換えることがある
  • Windows2000/XPでは、IRPStackSize のデフォルト値は15で、範囲は11 ~ 50
  • IRPStackSizeが存在しない場合はデフォルト値15が使用される
  • IRPStackSizeを新たに追加した場合は、15よりも大きな値を入力しなければならない
  • 値は3ずつ増やすことを推奨(つまり、前の値が11の場合は、14)
値を3ずつ増やす根拠は結局判明しなかったが内部処理的に都合がいいということなんでしょう。ウチでは16で何の問題もなく動作してますが、本当は15+3で18に設定するのがベストっぽいですね。
 

おまけ:Linuxからmountしようとしたときのエラーメッセージ

 IRPStackSizeの調整前のWindowsの共有フォルダをUbuntu9.04からmountしようとしたときのエラーメッセージは以下のような感じでした。
itmst@Ubuntu9:~ $ sudo mount -t cifs //192.168.0.5/z /mnt/5z
Password: 
mount error(12): Cannot allocate memory
Refer to the mount.cifs(8) manual page (e.g.man mount.cifs)
うん。これはWindows側の問題かどうか判断しにくいですね。このエラーメッセージが出たときはWindows側を疑うようにしましょう。
 
 
2009-06-06 05:21 | Windows | Comment(3) | Trackback(0)
VMWare+Ubuntu9.04でオープンソース版VMWare Toolsを使う
投稿日時 : 2009-06-03 03:59
更新日時 : 2009-06-09 10:36
 VMWare Workstation6.5.2にUbuntu9.04のISOを読ませると、Ubuntu9.04が認識され「簡易インストール」を実行できます。XPなんかのときはほぼ全自動で問題なくセットアップをやってくれるので便利なんですが、Ubuntu9.04の場合、簡易インストールで自動インストールされるVMWareToolsは動作しないようです。さらに、キーボードは自動で英語配列が選択され、タイムゾーンも勝手に日本以外が設定されてしまいます。これはもう百害あって一利ナシなので簡易インストールは使用するべきではありません。
 

簡易インストールは選択しない

VMWare Install OS Later
 
「後でOSをインストール」を選択して仮想マシン一旦作成し、その後でUbuntu9.04のISOファイルをDaemon Toolsなどで仮想ドライブにマウントしてから、仮想マシンを再度起動、後は通常通りインストールします。
 

オープンソース版VMWare Toolsをインストールする

 オープンソース実装のVMWare Toolsが存在するようです。
 
VMware/LinuxにVMware Toolsをインストールする(Ubuntu 9.04編) - 俺の基地
 
この記事の通りにオープンソース版をインストールします。
sudo apt-get install open-vm-source open-vm-toolbox open-vm-tools open-vm-tools-dbg
 

もし既に簡易インストールした後なら

 もし簡易インストールしてしまった後なら、オープンソース版VMWare Toolsのインストール中に「既に設定ファイルがあるけど、新しい方のメンテナのファイル使う?」的な意味の英語の質問が表示されます。古い設定ファイルは標準VMWare Toolsのものなので、Y(またはI)を入力して新しいファイルで上書きします。
 

オープンソース版VMWare Toolsで何ができるか

 いったんログオフして再度ログインするとVMWare Toolsの機能が有効になっています。でオープン版のVMWare Toolsで何ができるかというと、たぶん標準版と変わりません。
  • VMwareのウィンドウ幅変更をトリガにゲストOSの解像度自動変更
  • マウスカーソルがホストOSとゲストOS間でシームレスになる
  • ドラッグ&ドロップによるファイル転送(ゲスト→ホストの方向のみ)
  • テキストのコピペ(ゲスト←→ホスト)
  • ファイルのコピペ転送(ゲスト←→ホスト)
追記(2009-06-09 10:36):ホスト→ゲスト方向のテキストのコピペとファイルのコピペ転送ができる時とできない時があるようです。原因が分かったらまた別記事で報告します)
 
他にも何か機能が追加されているのかな?まあ目立つ機能は上記のものだと思います。
 
 
2009-06-03 03:59 | Linux | Comment(0) | Trackback(0)
Mozilla Party JP 10.0 に参加してきた
投稿日時 : 2009-06-02 07:40
更新日時 : 2009-06-03 09:53
 2009/05/30日開催のMozilla Party JP 10.0去年に続き徹夜明けで参加してきました。彼女とw。一応「ふつうの人が見ても絶対つまんないよ?いいの?」と何度も念を押したんですがw
 会場は都庁の裏の公園を抜けたところにあるベルサール西新宿8階Room4。
 
Mozilla Party JP 10.0 entrance 1   Mozilla Party JP 10.0 entrance 2
 
 13時開始でしたが到着したのは14時過ぎで、1つ目のAsa Dotzlerさんのは見れませんでしたが、それ以降は最後まで参加。2次会は不参加。
 

14:10-14:50 Mozilla 台湾コミュニティの活動紹介

 台湾人のBob Chao(Chao Po-chiang)さんによるプレゼン。Firefoxのシェアは15%前後。ほとんどIE6。シェアがいまひとつ伸びない原因のひとつに、公的機関などのサービスがFirefoxに対応しておらず、IEを使わざるを得ないというのがあるようです。去年聞いた韓国のFirefox事情も似たようなもので、MSのActiveXに依存した金融・公的サービスが非常に多く、IEなしではどうにも不便なようです。
 他には1年間の兵役の問題があります。関連コミュニティの主要メンバーが大事な時期に兵役でいなくなったりするわけです。まあ台湾も歴史上中国と難しい関係にあっていつなんどき戦争に発展するか分からない状況なので兵役があるのはしょうがないっぽい。
 衝撃だったのは台湾ではPTTというTELNETクライアントで接続するタイプのBBSのようなものが、人々の主なコミュニケーション手段であるらしいということです。SNSは流行ってない。これはかなり不思議な文化です。こんな感じの画面。んーTELNETって感じですね。
 

15:00-15:30 Mozilla 自然言語インターフェースとUbiquity

 話題のUbiquityです。marさんとメイン開発者のAza Raskinさんによるプレゼン。これはけっこう楽しみでした。知らない人はここ参照。
 興味深かったのは内部処理についての解説。正直「『自然言語』インターフェース」と呼ぶにはまだ早い気もしましたが、一応入力された文章の文法的構造を解析して動詞や目的語などに分解、動詞をコマンド名、その引数に目的語を渡すといったような処理をしているようです。
 問題は言語によってV+OだったりO+Vだったりと、動詞や目的語の順番が異なることがローカライズ時の負担になっていることです。しかしこの言語的な差異を吸収してローカライザーの負担を軽減する仕組みが既にある程度開発されているようで、近々のバージョンアップで反映されるらしいです。具体的には引き数の処理が半自動化されるとのこと。
 少し話は逸れますが、本当の意味での自然言語インターフェースを実現するのはだいぶ先になるような気がします。特に日本語などは単語をスペースで区切らないので形態素解析の精度も問題になるし、語順も他の言語よりも自由度がありすぎる。
 プレゼン後の質問でもあったと思いますが、現在のUbiquityは登録済みの特定のキーワードにマッチしなければたとえその文が同じ意味を指しているとしても理解してくれないわけです(エイリアスの定義は可能なようですが)。いやまあ欲を言いすぎですね。今でも十分革命的と呼べるインターフェースだと思います。
 
 あーそういえばこのUbiquity、いずれFirefoxと統合されるという話があるようです。次の3.5では無理ですが数年内には実現されそうで楽しみです。
 

15:30-16:00 クラウド時代(笑)の Canvas プログラミング

 上山智士(CSIS)さんのプレゼン。プレゼン資料が公開されています。今回のPartyの目玉と言えるCanvasです。Canvasまだいじったことないんですがこれはけっこう魅力的ですね。2D Canvasの方を使って3Dを描画しようという無茶な試みには感服しました。
 
Mozilla Party JP 10.0 2D Canvas
 
古典的手法らしいけど反射も表現されているのがすごい。デモの3D Canvasの方の動作にはFirefox3.5が必要です。
 
 いやーしかしJavascriptでここまでできるようになるとは。OperaやGoogleもJavascriptから操作可能な同様のグラフィック制御技術を開発しています。特にGoogleのO3Dはかなりすんごいことまでできるみたい。ただ、ドキュメントが皆無に近く、初心者が手を出すのは覚悟が必要。Opera 3D Canvasは簡単だけどある程度のことしかできないらしい。
 

16:10-17:00 Lightning Talk(以下LT)

 持ち時間5分で8人の発表者がかわるがわる稲妻のようにしゃべるという企画です。タイムアップを知らせるドラをたたくドラ娘もチャイナ服で登場w
 

LT : ジンギスカンパーティー「J2」を知ってる? - 池田百合子さん

 1989年から密かに?行われ続けているらしいJ2という屋外ジンギスカンパーティーについて。発表資料はこちら。まあようするにオフ会です。みんな参加しようぜというお誘い。
 

LT : UxUを使った自動テストで安心アドオン開発 - Piroさん

 発表者のPiroさんのブログoutsider reflexからは拡張作るときに何度もヒントをいただいています。ありがとうございます。遠目から見た感じなんかイケメンくさかったw。ブログで非モテがどうとか書いてあったので意外だった。
 で本題。UxUはアドオン開発中のテストを自動化して勘違いやら単純なケアレスミスで膨大な時間を費やす破目に陥らないための便利ツール。発表資料はこちら(高橋メソッドは人気なのか?w)。UxUの存在は知っていましたが、なんなのかよくわかってませんでした。でもこれはかなりよさげです。ちょっと後で試してみます。
 

LT : Mozilla Developer Center Update - pottapoさん

 pottapoさんはMDCの日本語翻訳のリーダー。MDCのシステムがMediaWikiからDekiWikiへ変更し何が変わったのかというのが主な内容。時間切れで最後の「貢献者の募集」に触れることができませんでしたがここで発表資料が公開されています。
 

LT : オープンソースを楽しむ 10 の方法 - dynamisさん

 発表資料はこちら。どんな形でもいいからオープンソースに参加しましょうという内容。まず使ってみて、その魅力を周囲の人に伝え、時には問題点について語るという簡単なことからはじめましょう。で、質問に答えたりして初心者のサポートなんかもしつつ、その内容をブログにしたり、関連ドキュメントを翻訳したりするともう立派な貢献。そこまできたら見つけたバグを報告したり直接コミュニティに改善案を提案したり。技術に詳しくないけど絵が描けるならアイコンを作って提供するという形の参加も可能。拡張機能を作って公開できるようになったら、次はそのソフト本体のパッチ提供したり、最後には派生ソフトを作成してしまいましょう。気づけばがっつりオープンソースな人に。
 

LT : Mozillaコアハッカー育成計画 - 松澤太郎さん

 もじら組の組長です。今までおろそかにしていたMozillaコアハッカーを育成するぞ宣言。拡張機能勉強会を開いたりMLなどを通して人材の育成を。最終的にはC++で本格的にコードを書けるコアハッカーを育てようと。必要なのはチャレンジ精神。松澤さんもC++が分からないのに雑誌でC++の記事を書いたことがあるらしいw。それはチャレンジしすぎwww
 
追記(2009/06/03 09:53):松澤さん本人からプレゼン資料を公開された旨のメッセージをいただきました。
 

LT : OpenOffice.orgにもある便利な拡張機能(アドオン) - 鎌滝雅久さん

 OpenOffice.org日本ユーザー会の人。OOO 3.0の起動画面の説明にはじまり、「Sun Report Builder」や「SUN PDF Import」、「SUN Wiki Publisher」といった拡張機能を紹介。
 

LT : マルチモーダルWeb - 芦村さん

 W3Cの人。W3Cと慶応大学って関係あったんですね。HTML + CSSだけでなくもっといろいろな情報をWebに流していこうと。たとえば感情を記述するEmotionMLなんてものも考えてあるようです。個々のアプリケーションレベルではそういった類のものは既に実装されているわけですが、それを標準化していこうと。
 

LT : Mozilla向けの新しい問題報告センター - escalation forum メンバー

 発表資料をGoogleドキュメント上(web上)に置いておき、発表開始時に初めてダウンロードしようとする豪気なお人でしたww。実際、Googleドキュメントのサーバの応答がなく、数分間発表が開始できませんでしたが、悪びれる様子もなく超然とした態度ww。自分ならびびってローカルハードディスクとそのコピーをUSBメモリとWeb上に置いておくと思う。で、その問題の発表資料はこちら
 内容。人的リソースの不足から質の高いバグ報告を求めるせいか、現在のBugzilla-jpでは報告数が低下しバグ発見が遅れるなどの問題が目立ち始めている。もう少し敷居を低くし、より気軽に報告・相談しやすい、BBSやフォーラム的な感覚で投稿できるシステムを構築する必要性がある。
 

17:05-17:55 トークセッション - 吉岡弘隆さん x 瀧田佐登子さん

 Mozilla Japan代表理事の瀧田さんとMiracle Linux|横浜Linux Users Groupの吉岡さんのトークセッション。壇上でお二人がブラウザの歴史や展望について語り合いました。世界初のブラウザの衝撃についてなど、その時代に生きた人にしかわからない貴重な体験を聞くことができました。
 
 

彼女の感想

 彼女とこんなマニアックなパーティに参加したわけですが案の定、序盤からつらそうにしてたw。気が紛れるかと思いX05HTのEvernoteで落書きさせてみた。
Mozilla Party JP 10.0 fokusuke   Mozilla Party JP 10.0 nemui
 
だから言ったのにwww
 
 
2009-06-02 07:40 | IT | Comment(2) | Trackback(0)
[X05HT] BGP100の十字キーがあまりにも脆すぎる件
投稿日時 : 2009-06-01 06:13
 Windows Mobile機で使えるBluetoothゲームパッドのBGP100ですが、実は「X05HT+BluetoothゲームパッドBGP100で快適エミュ操作」の記事を書いた翌日、十字キーが取れましたw。
 はじめは単に外れたんだと思ったんですが、なんか極小のプラスチックくずみたいなのが十字キーの下の本体部分でコロコロなってました。どうやら十時キーを本体に固定するためについていたツメが折れたみたいです。しかも4つ全部www
 
BGP100 Hahen
シャーペンの先っぽにあるグレーのプラスチック片が取れたツメです。これが十時キーの裏側に4つ付いていたわけです。3つは紛失しました。
 

■BGP100で格ゲーは危険

 スーパースト2でカチャカチャやってたのが災いしたみたい。いや、確かに波動拳やら昇龍拳やらをいっぱい出したのは思いやりが足りなかったと反省するけど、それにしてもこの脆さは異常。たとえば↓キーをぐっと押し込むと反対側の↑キーが持ち上がるわけですが、そのときにツメに負荷がかかるようです。RPGなんかでやさしく操作する分には十分な強度があるのかもしれませんが、格ゲーはつい力が入るので危険。
 

■ボンドで修理してみる

 ツメはすでに3/4はどっかいったし、たとえ4つそろっていたとしても十分な強度で接着することは不可能に思えたので、いろいろ問題があるのは承知でボンドで本体に直接接着することに。プラスチック用のよさげなボンドを買ってきて試してみるも、本体側のゴム?っぽい素材にまったくボンドがくっつこうとしない。ゴム用のボンドを買ってくるべきだったんだろうか。  

■セロテープ最強

 途方に暮れていたらふとセロテープをくるっと丸めるアレでいけるのではと思いつく。でやってみたら最強だった。
 
BGP100 Tape
 
溝からちょっとはみ出すぐらいのサイズになるようにセロテープを丸めたのをおいて、この状態で上から十字キーを押し込む。相変わらずゴムっぽい素材とセロテープの相性が悪いので、ゴムっぽい部分に貼り付けるというよりは、十字型の溝の淵の部分と十字キーの側面との間にセロテープを挟み込む感じにする。あまり挟み込みすぎるとキー押下後の戻りが悪くなるのでほどほどにする。これでキー押下時のあそびの構造を残しつつも簡単にはキーが外れないようになった。
 
あ、あとキー押下時にセロテープがミチミチと音を立てるようになるが気にしないw。セガサターン(笑)のカチャカチャおもちゃ音よりは気にならないと思う。
 
 
 
2009-06-01 06:13 | X05HT | Comment(0) | Trackback(0)
[X05HT] NetFront3.5にAmazon検索エンジンを追加する
投稿日時 : 2009-06-01 04:22
 「[X05HT] NetFront3.5の検索バーから日本語でGoogle検索」に続きNetFrontの検索エンジンネタ。今回はAmazon検索エンジンを追加してみます。検索文字列が文字化けしたりで正直、意外に苦労した。
 

■検索エンジンファイルを作成する

 Windows上のテキストエディタで以下の内容のファイルを作成します。
AmazonJP.src
<site name="AmazonJP" srccharset="UTF-8">
	<action url="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/external-search/" method="GET">
	<query name="field-keywords" charset="UTF-8">
	<input name="mode" value="blended">
	<input name="__mk_ja_JP" value="カタカナ">
</site>
内容に「カタカナ」という2バイト文字が含まれているのでUTF-8(BOMなし)で保存することに注意してください。
 

■「NetFrontのインストールフォルダ\search」フォルダにコピー

 ActiveSyncでX05HTに接続して「NetFrontのインストールフォルダ\search」に今作成した「AmazonJP.src」をコピーします。デフォルトインストールしたなら「\Program Files\NetFront Browser v3.5\search」です。
 
NetFront search add amazon
 

■検索してみる

 作業は以上で終了なのでさっそく検索してみる。
 
NetFront search with amazon   NetFront search with amazon result
ダンボーのかわいさは異常w
 
 
2009-06-01 04:22 | X05HT | Comment(0) | Trackback(0)
[X05HT] NetFront3.5の検索バーから日本語でGoogle検索
投稿日時 : 2009-06-01 03:28
 NetFront Browser v3.5の検索バーに日本語でキーワードを入力してGoogle検索してもうまくいきません。たとえば「Japanese」と英語で入力して検索すると問題なく検索できますが、「日本語」と日本語で入力するとなぜか検索結果ではなく、iGoogleが表示されたります。これをなんとかします。
 

■検索エンジン設定ファイルを編集

 「NetFrontのインストール先フォルダ\search」に検索エンジン別の設定ファイルが入っています。デフォルトインストールしたなら「\Program Files\NetFront Browser v3.5\search」です。その中に「GoogleEng.src」というファイルがあります。
中身は下のような感じ。この情報を元に検索クエリを含んだURLが生成されています。
GoogleEng.src
<site name="Google" srccharset="UTF-8">
	<action url="http://www.google.com/search" method="GET">
	<query name="q" charset="ISO-8859-1">
	<input name="hl" value="en">
	<input name="sourceid" value="netfront">
</site>
このファイルをコピーして「GoogleJP.src」などにリネームします(直接GoogleEng.srcをいじってもOK)。これを次のように編集します。
GoogleJP.src
<site name="GoogleJP" srccharset="UTF-8">
	<action url="http://www.google.co.jp/search" method="GET">
	<query name="q" charset="UTF-8">
	<input name="hl" value="ja">
	<input name="hr" value="lang_ja">
	<input name="sourceid" value="netfront">
</site>
 ついでにインターフェースの日本語化もしてあります。これでNetFrontを起動すると検索エンジンに新たに「GoogleJP」という項目が追加されています。
 
NetFront search in Japanese   NetFront search in Japanese Result
 

■検索エンジンにYahoo!Japanを追加する

 Yahooの方は何もしなくてもデフォルトで日本語検索できますが、Yahoo.comなのでインターフェースが英語です。同じ手順でYahoo!Japanのエンジンを追加してみます。「YahooEng.src」を「YahooJP.src」としてコピーして編集します。
YahooJP.src
<site name="Yahoo!Japan" srccharset="UTF-8">
	<action url="http://search.yahoo.co.jp/search" method="GET">
	<query name="p" charset="UTF-8">
</site>

 
NetFront search with Yahoo!Japan   NetFront search in Japanese with Yahoo!Japan Result
 
 
 
同じ要領で他のエンジンも追加できるのでいろいろやってみてください。
関連:[X05HT] NetFront 3.5にAmazon検索エンジンを追加する
 
 
2009-06-01 03:28 | X05HT | Comment(0) | Trackback(0)
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