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Mozilla Party JP 10.0 に参加してきた
投稿日時 : 2009-06-02 07:40
更新日時 : 2009-06-03 09:53
 2009/05/30日開催のMozilla Party JP 10.0去年に続き徹夜明けで参加してきました。彼女とw。一応「ふつうの人が見ても絶対つまんないよ?いいの?」と何度も念を押したんですがw
 会場は都庁の裏の公園を抜けたところにあるベルサール西新宿8階Room4。
 
Mozilla Party JP 10.0 entrance 1   Mozilla Party JP 10.0 entrance 2
 
 13時開始でしたが到着したのは14時過ぎで、1つ目のAsa Dotzlerさんのは見れませんでしたが、それ以降は最後まで参加。2次会は不参加。
 

14:10-14:50 Mozilla 台湾コミュニティの活動紹介

 台湾人のBob Chao(Chao Po-chiang)さんによるプレゼン。Firefoxのシェアは15%前後。ほとんどIE6。シェアがいまひとつ伸びない原因のひとつに、公的機関などのサービスがFirefoxに対応しておらず、IEを使わざるを得ないというのがあるようです。去年聞いた韓国のFirefox事情も似たようなもので、MSのActiveXに依存した金融・公的サービスが非常に多く、IEなしではどうにも不便なようです。
 他には1年間の兵役の問題があります。関連コミュニティの主要メンバーが大事な時期に兵役でいなくなったりするわけです。まあ台湾も歴史上中国と難しい関係にあっていつなんどき戦争に発展するか分からない状況なので兵役があるのはしょうがないっぽい。
 衝撃だったのは台湾ではPTTというTELNETクライアントで接続するタイプのBBSのようなものが、人々の主なコミュニケーション手段であるらしいということです。SNSは流行ってない。これはかなり不思議な文化です。こんな感じの画面。んーTELNETって感じですね。
 

15:00-15:30 Mozilla 自然言語インターフェースとUbiquity

 話題のUbiquityです。marさんとメイン開発者のAza Raskinさんによるプレゼン。これはけっこう楽しみでした。知らない人はここ参照。
 興味深かったのは内部処理についての解説。正直「『自然言語』インターフェース」と呼ぶにはまだ早い気もしましたが、一応入力された文章の文法的構造を解析して動詞や目的語などに分解、動詞をコマンド名、その引数に目的語を渡すといったような処理をしているようです。
 問題は言語によってV+OだったりO+Vだったりと、動詞や目的語の順番が異なることがローカライズ時の負担になっていることです。しかしこの言語的な差異を吸収してローカライザーの負担を軽減する仕組みが既にある程度開発されているようで、近々のバージョンアップで反映されるらしいです。具体的には引き数の処理が半自動化されるとのこと。
 少し話は逸れますが、本当の意味での自然言語インターフェースを実現するのはだいぶ先になるような気がします。特に日本語などは単語をスペースで区切らないので形態素解析の精度も問題になるし、語順も他の言語よりも自由度がありすぎる。
 プレゼン後の質問でもあったと思いますが、現在のUbiquityは登録済みの特定のキーワードにマッチしなければたとえその文が同じ意味を指しているとしても理解してくれないわけです(エイリアスの定義は可能なようですが)。いやまあ欲を言いすぎですね。今でも十分革命的と呼べるインターフェースだと思います。
 
 あーそういえばこのUbiquity、いずれFirefoxと統合されるという話があるようです。次の3.5では無理ですが数年内には実現されそうで楽しみです。
 

15:30-16:00 クラウド時代(笑)の Canvas プログラミング

 上山智士(CSIS)さんのプレゼン。プレゼン資料が公開されています。今回のPartyの目玉と言えるCanvasです。Canvasまだいじったことないんですがこれはけっこう魅力的ですね。2D Canvasの方を使って3Dを描画しようという無茶な試みには感服しました。
 
Mozilla Party JP 10.0 2D Canvas
 
古典的手法らしいけど反射も表現されているのがすごい。デモの3D Canvasの方の動作にはFirefox3.5が必要です。
 
 いやーしかしJavascriptでここまでできるようになるとは。OperaやGoogleもJavascriptから操作可能な同様のグラフィック制御技術を開発しています。特にGoogleのO3Dはかなりすんごいことまでできるみたい。ただ、ドキュメントが皆無に近く、初心者が手を出すのは覚悟が必要。Opera 3D Canvasは簡単だけどある程度のことしかできないらしい。
 

16:10-17:00 Lightning Talk(以下LT)

 持ち時間5分で8人の発表者がかわるがわる稲妻のようにしゃべるという企画です。タイムアップを知らせるドラをたたくドラ娘もチャイナ服で登場w
 

LT : ジンギスカンパーティー「J2」を知ってる? - 池田百合子さん

 1989年から密かに?行われ続けているらしいJ2という屋外ジンギスカンパーティーについて。発表資料はこちら。まあようするにオフ会です。みんな参加しようぜというお誘い。
 

LT : UxUを使った自動テストで安心アドオン開発 - Piroさん

 発表者のPiroさんのブログoutsider reflexからは拡張作るときに何度もヒントをいただいています。ありがとうございます。遠目から見た感じなんかイケメンくさかったw。ブログで非モテがどうとか書いてあったので意外だった。
 で本題。UxUはアドオン開発中のテストを自動化して勘違いやら単純なケアレスミスで膨大な時間を費やす破目に陥らないための便利ツール。発表資料はこちら(高橋メソッドは人気なのか?w)。UxUの存在は知っていましたが、なんなのかよくわかってませんでした。でもこれはかなりよさげです。ちょっと後で試してみます。
 

LT : Mozilla Developer Center Update - pottapoさん

 pottapoさんはMDCの日本語翻訳のリーダー。MDCのシステムがMediaWikiからDekiWikiへ変更し何が変わったのかというのが主な内容。時間切れで最後の「貢献者の募集」に触れることができませんでしたがここで発表資料が公開されています。
 

LT : オープンソースを楽しむ 10 の方法 - dynamisさん

 発表資料はこちら。どんな形でもいいからオープンソースに参加しましょうという内容。まず使ってみて、その魅力を周囲の人に伝え、時には問題点について語るという簡単なことからはじめましょう。で、質問に答えたりして初心者のサポートなんかもしつつ、その内容をブログにしたり、関連ドキュメントを翻訳したりするともう立派な貢献。そこまできたら見つけたバグを報告したり直接コミュニティに改善案を提案したり。技術に詳しくないけど絵が描けるならアイコンを作って提供するという形の参加も可能。拡張機能を作って公開できるようになったら、次はそのソフト本体のパッチ提供したり、最後には派生ソフトを作成してしまいましょう。気づけばがっつりオープンソースな人に。
 

LT : Mozillaコアハッカー育成計画 - 松澤太郎さん

 もじら組の組長です。今までおろそかにしていたMozillaコアハッカーを育成するぞ宣言。拡張機能勉強会を開いたりMLなどを通して人材の育成を。最終的にはC++で本格的にコードを書けるコアハッカーを育てようと。必要なのはチャレンジ精神。松澤さんもC++が分からないのに雑誌でC++の記事を書いたことがあるらしいw。それはチャレンジしすぎwww
 
追記(2009/06/03 09:53):松澤さん本人からプレゼン資料を公開された旨のメッセージをいただきました。
 

LT : OpenOffice.orgにもある便利な拡張機能(アドオン) - 鎌滝雅久さん

 OpenOffice.org日本ユーザー会の人。OOO 3.0の起動画面の説明にはじまり、「Sun Report Builder」や「SUN PDF Import」、「SUN Wiki Publisher」といった拡張機能を紹介。
 

LT : マルチモーダルWeb - 芦村さん

 W3Cの人。W3Cと慶応大学って関係あったんですね。HTML + CSSだけでなくもっといろいろな情報をWebに流していこうと。たとえば感情を記述するEmotionMLなんてものも考えてあるようです。個々のアプリケーションレベルではそういった類のものは既に実装されているわけですが、それを標準化していこうと。
 

LT : Mozilla向けの新しい問題報告センター - escalation forum メンバー

 発表資料をGoogleドキュメント上(web上)に置いておき、発表開始時に初めてダウンロードしようとする豪気なお人でしたww。実際、Googleドキュメントのサーバの応答がなく、数分間発表が開始できませんでしたが、悪びれる様子もなく超然とした態度ww。自分ならびびってローカルハードディスクとそのコピーをUSBメモリとWeb上に置いておくと思う。で、その問題の発表資料はこちら
 内容。人的リソースの不足から質の高いバグ報告を求めるせいか、現在のBugzilla-jpでは報告数が低下しバグ発見が遅れるなどの問題が目立ち始めている。もう少し敷居を低くし、より気軽に報告・相談しやすい、BBSやフォーラム的な感覚で投稿できるシステムを構築する必要性がある。
 

17:05-17:55 トークセッション - 吉岡弘隆さん x 瀧田佐登子さん

 Mozilla Japan代表理事の瀧田さんとMiracle Linux|横浜Linux Users Groupの吉岡さんのトークセッション。壇上でお二人がブラウザの歴史や展望について語り合いました。世界初のブラウザの衝撃についてなど、その時代に生きた人にしかわからない貴重な体験を聞くことができました。
 
 

彼女の感想

 彼女とこんなマニアックなパーティに参加したわけですが案の定、序盤からつらそうにしてたw。気が紛れるかと思いX05HTのEvernoteで落書きさせてみた。
Mozilla Party JP 10.0 fokusuke   Mozilla Party JP 10.0 nemui
 
だから言ったのにwww
 
 
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2009-06-02 07:40 | IT | Comment(2) | Trackback(0)
Comment
こんにちは、松澤です。
当日のスライドをアップいたしましたー。
http://www.slideshare.net/smellman/mozilla-1522471
たしかに無謀でしたが、楽しかったですよー
smellman 2009/06/03(水) 01:34:18) 編集

はじめましてitmstです。
 
わざわざお知らせいただきありがとうございます。
本文の方にもプレゼン資料のリンクを追記しておきました。
 
>たしかに無謀でしたが、楽しかったですよー
難問にチャレンジし、苦難を楽しむ姿勢が重要だということでw
 
 
あ、それとSoftwareDesignでDropfox紹介していただいた件、
本当にありがとうございました。
http://itmst.blog71.fc2.com/blog-entry-159.html
itmst 2009/06/03(水) 10:03:05) 編集

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