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自力で歩く巨大な彫刻(キネティック・スカルプチャー)のムービー
投稿日時 : 2008-03-17 03:43
 オランダ人芸術家Theo Jansen(テオ・ヤンセン)氏が制作するキネティック・スカルプチャー(動く彫刻)は、その動きの美しさで見るものを魅了する環境工学と芸術を一体化した作品。動力源は風のみ。
 
独BMW社のCM
YouTube - BMW (South Africa). Defining innovation.

 
重量が2トンもあるスチールと布でできた作品。これも動力源は風のみ。
YouTube - Theo Jansen - Animaris Rhinoceros

 
 元々は、仮想生物の生存競争をシミュレートするコンピュータープログラムの生物だったものを、1メートル10セントほどのプラスチック管のほか、結束バンド、ナイロン紐、粘着テープを使い実際に組み立て発展させてきたらしい。
「自力で歩く生物」を創造するアーティスト | WIRED VISION
これらの奇妙な動物(ヤンセン氏は『海浜動物』と呼ぶ)のルーツは、ヤンセン氏が17年前に設計したコンピューター・プログラムにある。このプログラムでは、4本足の仮想生物が繁殖に適した生存者を決めようと競争していた。その後、進化の過程をコンピューター画面の外に移そうと考えたヤンセン氏は、地元の店で、生物の細胞の代わりをする独自の代替物――地味なプラスチックの管――を見つけたのだった。

 彼はこのプラスチック管をタンパク質と同様に捉え、たった1つの素材から生命のような豊かな多様性を生み出せることを示したいという。最終的な目標は人間の関与なしに完全に自立的に歩き回り、進化する生命体を創造することだという。
 
「自力で歩く生物」を創造するアーティスト | WIRED VISION
ヤンセン氏は、この空力システムを基盤として使い、やがては動物たちに、神経や筋肉、高次の感知能力、さらには脳機能を模した原初的な意思決定機構さえも与え、その後、永久に浜辺に放ちたいと考えている。今のところは、動物たちを競争させ、勝った側の遺伝コード(つまり、管の長さ)を負けた側に手動で移植している。ヤンセン氏は、最後には、これらの動物がある意味での「生命」を持つようになり、人間が関与しなくても勝手に進化することを思い描いている。

 
 少し脱線しますが、生物と無生物の境界線、機械部品の集合としての生命、意識や意思の実体などなど、その辺の話題に興味ある人で、攻殻機動隊知ってる人は以下を読むといいかも。
 
瀬名秀明×櫻井圭記(五月祭特別対談) : INNOCENCEに見る近未来科学 : SCI(サイ)
 
2006年の東大の学園祭で行われた、攻殻機動隊のテレビ版1stの脚本書いてる櫻井圭記さんと、小説「パラサイト・イヴ」の著者の瀬名秀明さんとの対談の書き起こしです。内容は哲学的で少し難しいですが非常に質が高い。
 
[参考]
「風で歩く2トンのサイ」:動く彫刻の秀作5つを動画で紹介 | WIRED VISION
「自力で歩く生物」を創造するアーティスト | WIRED VISION
strandbeest
 
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2008-03-17 03:43 | Thecnology | Comment(0) | Trackback(0)
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